褒められてうれしい人/苦手な人の違い

今回のテーマは「 褒められた時の感覚の違い」についてです。

突然ですが、あなたは褒められるとうれしいですか?

一般的に、褒めるのは相手の気分をよくするもの、と思われているのではないでしょうか?

相手を良い気持ちにさせ、スムーズに関係を築くために意識的に褒めるようにしている、という方もいらっしゃるかもしれません。

とくにビジネスの現場では、お客様やクライアントを上手に褒めることがどうかが成果に関わることもあり得ます。

また、上司や同僚や部下たちとの社内コミュニケーションにも関係がありますね。

さらに、友達作りや婚活でも必要になるかもしれませんし、パートナーとの関係をうまく構築するためにも、褒めるということは大切なスキルの一つになっていきます。

小さなことに思えるかもしれませんが、「褒められた時の感覚の違い」を知っているかどうかで大きな違いを生むことになるかもしれません

世の中には褒められると不安になる人がいる

タイトルにもあるように、世の中には褒められて嬉しい人と、褒められるのが苦手な人か存在します。

褒められるのが嫌な人なんているの!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と少なくないんです。

では、褒められて嬉しい人と、褒められるのが苦手な人の違いは何なのでしょうか?

さまざまな理由があるものの、一番大きな違いは、その人にとっての判断や評価基準がどこにあるのかということです。

私たちは、自分では何気なく判断を下していると思っていますが、実はそこにはその人なりの判断基準があります。

その目に見えない基準に沿って、私たちは判断しているんですね。

何かを判断する時に、そのな基準が自分の外側にあるのか、内側にあるのかということが大きく影響しています。

「基準が外側にある」というのは、何かを判断する時に、ほかの人の意見や考え方などを取り入れたり重視する傾向が強いということを意味しています。

一方、「基準が内側にある」というのは、何かを判断する時に、人の意見より自分の価値観や考え方のほうを重視するタイプのこと。

これらの2つのタイプのうち、外側に基準がある方は、褒められることをとても喜びます。

一方で、内側に基準があるタイプの方は、たとえ褒められたとしても、そのことについて疑問を感じたり、納得できなかったりする場合があります。

つまり、自分の内面にはっきりとした基準を持っているタイプの人は、誰かに褒められてもそれを嬉しいと感じられないことがあるのです。

褒めの内容を誰が裏付けるのか

ほかの人から言われたことや意見などにウエイトを置いて判断をするタイプの方は、相手の言葉を素直に受け入れるので、褒められれば褒められるほど嬉しくなります。

一方、自分の内側にある基準にウエイトを置いて判断をする方は、人に言われた言葉を自分の基準と一度照らし合わせて考えるので、そこにズレがあると違和感を感じてしまうのです。

ですから、自分の判断基準とズレたことを相手に言われると、たとえそれが褒め言葉だとしても、その違和感がどんどん大きくなっていってしまいます。

もちろん、漠然とした違和感だけならスルーしてしまうので、本人もあまり気にしません。

よいこと言われているので、たとえ違和感を感じていても気分を害することはほとんどないはずです。

ですが、明らかに自分の感覚と違う褒められ方をされたり、おべっかを言われてると気づくと、とたんに不信感を感じます。

つまり、褒められたときに、その内容を自分で納得できるかどうかが重要になるわけです。

相手によって褒め方を見極める

相手が、外的な影響が強いタイプなのか、それとも内的な影響が強いタイプなのかを見極めずに褒めてしまうと、場合によっては信頼を失ってしまう可能性があります。

相手を褒めながらコミュニケーションを取ることが多い方は注意が必要かもしれません。

特にビジネスの場では、相手の表情を見ながら見極めることがポイントです。

一般的には、職人気質の方は自分の内側に明確なスタンダードを持っている方が多いので、適当に褒めてしまうと逆に信頼感を失ってしまいかねません。

一方で、商売をされている方や芸術家タイプの方は、褒め言葉をそのまま受け取ってくださりやすいと言えるかもしれません。

またビジュアルに関するお仕事にされる方なども外側からの言葉を大切にしていたりします。

もちろん、職人気質の人や、自分の内的な基準を重視する人でも、褒めてくれた言葉と自分の考えがぴったり合うと喜びます。

むしろ、自分の基準にぴったり合う褒め方をしてくれた相手には絶大な信頼を寄せることになるでしょう。

いずれにしても、大切なことは上辺だけの言葉でなく心から感じた褒め言葉を伝えることかもしれませんね。

だれのために褒めるのか?

ちなみに、褒められるとうれしいかどうかは、同じ人でも状況によって変わります。

例えば、仕事では職人気質の人でも、プライベートで親しい人と一緒にいるときは、相手の意見を良く取り入れたりします。

同じ人であっても、場面によって基準が動くわけです。

いずれにしても、褒められるのが苦手な人がいたとしても、心から相手のことを褒めているのであれば何も心配することはありません

そういうことって相手には通じるものですよね。

自分の立場を良くするためだったり、相手に気に入られようとして褒めるのではなく、その人が本当に気分がよくなるような褒め方をしたいものですね。

なお「X世代の人は褒められるのが苦手」については、また別の機会にお話して行きますね。

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